高額スクール「リモラボ」は契約後の返金が不可能?評判やリスクを調査

高額スクール「リモラボ」は契約後の返金が不可能?評判やリスクを調査

女性向けのWebスクールのリモラボ受講には高額な費用が必要です。

「大金を払っても稼げないときは返金されるのか」「リモラボは信頼できるのか」と多くの不安があるでしょう。

本記事では、リモラボの評判や契約するリスク、返金対応を調査しました。利用後でも専門機関への相談でお金を取り戻せる可能性があります。

イーライフ司法書士_バナー
情報商材や副業などの被害に遭われた方は、弁護士や司法書士へ相談することで騙し取られたお金を取り戻せる可能性があります。

イーライフ司法書士は、情報商材や副業の相談実績が豊富で実際に返金された事例もあるため、できるだけ早く相談をしてみましょう。

\ 情報商材や副業被害の相談実績多数! /

オンラインスクール「リモラボ」の評判

オンラインスクール「リモラボ」の評判
リモラボは2021年に開設された女性向けのオンラインスクールです。ITに必要なスキルを幅広く学べると話題になり、会員数は2年で3,000名に増えています。

しかし、リモラボは本当に評判どおりの信頼できるスクールなのでしょうか。

リモラボを調査していて、以下の2点が怪しく感じられました。

  • 運営者の佐伯正邦・こまりんは何者か
  • リモラボの良すぎる評判や口コミ

それぞれ詳しく説明します。

運営者の佐伯正邦・こもりんは何者か

リモラボの運営者は、佐伯正邦とこもりんという人物です。

佐伯正邦は、公式サイトにリモラボの代表としか記載されておらず、実績や経歴といった情報は得られません。会社のトップが何者なのか不明な状況は、受講するうえで不信感を持ち続けることに繋がります。

こもりんは未経験からITスキルを習得後に独立をして、現在はリモラボの講師やコンサルタント・インスタグラム運用代行をしています。SNS監修数が5,000件、新規事業を1年で年商3億円にするなど華々しい経歴の持ち主です。実績の詳細は公開されていないため、真相はわかりません。

公表される情報だけを信用せず、さまざまなデータを精査することが大切です。

リモラボの良すぎる評判や口コミ

リモラボの評判や口コミを調査した結果、良い意見が多く聞かれました。受講者からは、「人生が変わった」「背中を押してもらえた」など肯定的な意見が大半を占めています。

一方で、「SNSに強制的に投稿させられる」「追加プランに入っている人だけ優遇される」といった声も挙がっています。否定的な意見は良い評判で埋もれている状態です。

良い企業であれば高い評価を受けることは当然ですが、リモラボのような登録者数の規模であれば、悲観的な意見が同程度出てもおかしくありません。

不自然なほど良い意見ばかりが見られるため、リモラボを怪しむ方も多いことが実情です。

リモラボの費用と返金・退会方法

リモラボの費用と返金・退会方法
リモラボの料金体制は、以下の2つです。

  • 初期費用と月額の基本料金
  • 追加費用の「リモラボキャンプ」

リモラボのスクールでは、受講前に高額な費用を準備する必要があります。本人が望めば退会申請を送ることで解約できますが、返金やキャンセルには対応していません。

自身の貴重なお金が無駄にならないように、スクールの料金体制をしっかり把握しておきましょう。

リモラボの料金体制

リモラボにかかる費用は、初期費用と月額料金です。

初期費用 198,000円(税抜180,000円)
月額費用 21,780円(税抜19,800円)

オンラインスクール「リモラボ」は、サブスク型という特徴があります。

初期費用は、入会費や教材費を含んだ価格です。月額費用には動画コンテンツ・アプリ使用料や企画参加費用が含まれます。通信料・製品の維持費やパソコンの導入代は料金に含まれないため、自身で払わなければなりません。

授業内容がわからない段階の準備費用としては高額な印象を受けます。

基本プランはスクールの最安値価格のため、満足した結果が得られない場合はさらに受講料を支払う可能性もあります。

追加料金の「リモラボキャンプ」

リモラボの利用には、特別授業である「リモラボキャンプ」の費用も必要です。

リモラボキャンプとは、希望者のみ追加料金を支払って受講する90日間のサポートプログラムです。方向性に悩んでいる、継続できないといった方向けのサービスで、習慣やマインドを変えるための個別レッスンが受けられます。

受講内容は、以下のとおりです。

  • 1on1プランニング
  • 毎日作業会
  • 毎日アウトプット分析
  • フリーランス交流会
  • トレーナー制度

追加授業には数十万円の費用がかかり、基本料金と合わせると大きな負担になるでしょう。スキルアップできた場合でも、高い受講料を回収する道のりは長くなると考えられます。

金額に見合う受講内容か、リスクを負いすぎていないかを入金前に検討してください。

返金と退会方法

リモラボの退会は可能ですが、返金やキャンセルは以下のように公表されていて対応できない状態です。

返⾦、キャンセルについては、サポートの特性上お受けしておりません。

引用:特定商取引法に基づく表⽰|リモラボ公式サイト

退会は月末までに申請をすれば、翌月が最終決算日になり解約できます。リモラボはサブスク型形態であり解約の申し出がないかぎり自動契約されるため、申告は早めに行なってください。会員歴が6か月以上の方は受講料の未払いがなければ、退会ではなく最大3ヵ月間の休会制度を利用できます。

退会は自身が望めば受理される可能性がありますが、返金請求は難航するでしょう。支払ったお金は戻らない危険があるため注意が必要です。

情報商材被害の相談先に迷っている方は、この記事をチェックしてみてください!

リモラボの契約で起こる危険性

リモラボの契約で起こる危険性
リモラボの契約で起こる危険性は、以下の3つです。

  • 高い受講料が無駄になる
  • サブスク契約になる
  • 返金が難航する

幅広いスキルを習得できると噂のスクールですが、高額費用がかかる契約にはリスクが伴います。契約書を交わす前に一度冷静に考えてみましょう。

高い受講料が無駄になる

リモラボの契約で起こる危険性は、高い受講料が無駄になることです。

リモラボの受講には初期費用や追加プラン、設備機器の準備代などが必要です。高い料金を支払ったからといってスキルが身に付き、稼げるようになるとは限りません。

スキルを習得して稼いでいくためには、自身の努力と必要な技術が学べる場に行くことが重要です。現在はIT職で活躍する方も増えており、スキル習得法はインターネット上に溢れています。スクールに行かずとも情報が手に入り、受講料が無駄だと感じる場合もあるでしょう。

お金が無駄にならないように、信頼できて実績のあるスクールなのか慎重に判断してください。

サブスク契約になる

サブスクプランは、リモラボを契約することで起こる危険性の一つです。

定額制は自動的引き落としの場合が多く、支払っている感覚が薄まります。毎月の請求は少なくても、驚くほどの総額になっていたケースも少なくありません。

解約手続きの煩わしさやサブスクプランだと忘れて契約を継続してしまっている方も多いでしょう。

稼ぐには時間もかかるため、自身の技術不足だと感じ、さらにスキル習得に向けて受講することも考えられます。サブスクは自身の目標や終了時期を決めておかなければ、終わりが見えず大変危険です。

簡単にサブスク契約を交わさないようにしましょう。

返金が難航する

リモラボの契約で起こる最も危険な点は、返金が難航することです。リモラボは返金やキャンセルの対応を行なっていないと公式サイトに記載されています。

受講者は支払った金額を返金できないという条件に納得して契約を交わしたと、リモラボに判断される可能性があります。リモラボの条件に応じて契約したとなれば、返金請求は時間がかかるでしょう。

受講内容や価格が契約時と異なっていた際は専門機関へ不審な点を相談し、返金請求することが大切です。

受講後稼げない場合でもリモラボが返金に快く応じる可能性は低いため、契約はリスクに納得したときだけ行なってください。

リモラボに返金請求を望む際の相談先

リモラボに返金請求を望む際の相談先
リモラボへ返金請求を望む際は、以下の相談先を利用してください。

  • 国民生活センター
  • 弁護士
  • 司法書士

返金対応をしていないリモラボですが、相談や専門機関の活用でお金を取り返せる可能性があります。問題解決のためには、被害を風化させない早めの行動が大切です。

国民生活センター

リモラボへ返金請求を求める際は、国民生活センターへ相談しましょう。国民生活センターは消費者トラブルの相談ができ、問題解決の支援が受けられる機関です。専門相談員が、業者との交渉や解決機関の紹介を行います。

以下のような、オンラインスクールに関する被害も増加傾向です。

  • 入会後に聞いていた話と違った
  • 事前に契約・受講内容が確認できない
  • 「簡単に稼げる」と言われたが嘘だった

国民生活センターの窓口以外にも、消費者ホットライン「188」から相談できます。オンラインスクールの受講で気になる点がある方は問い合わせてください。

弁護士

リモラボに返金請求を求める際は、弁護士への相談がおすすめです。

SNSスクールや情報商材詐欺に強い弁護士事務所であれば、解決策に向けて迅速な対応が取れるため、返金の可能性が高まります。

弁護士は被害者に代わり、返金交渉や必要書類の作成を請け負ってくれます。一人で悩まれる方には、心強い味方と言えるでしょう。

被害に遭った出来事を周囲に知られたくない方も安心してください。弁護士は守秘義務があり、被害者の身内であっても相談内容を漏らすことはありません。トラブルに巻き込まれたと知られずに問題を解決できます。

無料相談を行なっている弁護士事務所が多いため、勇気を出して悩みを打ち明けてみましょう。

司法書士

リモラボへ返金を求める場合は、司法書士も相談先の一つです。

司法書士は詐欺に関する知識を持っているため、被害者に代わって相手に直接返金請求を行えます。簡易裁判所での訴訟手続きや和解・仲裁の代理人の対応も可能であり、問題解決に向けた必要な作業の手伝いを担ってくれます。

時間が経つほど実態の調査が難航するでしょう。問題解決のためには、専門機関への相談といった早めの行動が大切です。

成功報酬型を取り入れている司法書士事務所では相談・着手金・調査料を無料で行なっているため、費用が不安な方でも安心してください。

初めて利用する場合は、成功報酬型の事務所への相談がおすすめです。

リモラボへの返金請求は専門家へ相談を

リモラボへの返金請求は専門家へ相談を
リモラボの受講後不信感を持ち、返金請求を求める際は、専門家へ相談しましょう。オンラインスクールを利用した詐欺案件に強い弁護士や司法書士に相談することで、豊富な知識を元に迅速な対応ができ、返金の可能性が高まります。

弁護士は対応できる業務に制限がないため、被害内容が複雑であってもスピーディーな問題解決が可能です。

司法書士は、弁護士に比べて取扱業務が限られますが、被害者は顧問料を抑えながら相談と返金請求を依頼できます。

契約した自身を責めずに、ぜひ一度専門機関へ問い合わせてみましょう。

イーライフ司法書士_バナー
情報商材や副業などの被害に遭われた方は、弁護士や司法書士へ相談することで騙し取られたお金を取り戻せる可能性があります。

イーライフ司法書士は、情報商材や副業の相談実績が豊富で実際に返金された事例もあるため、できるだけ早く相談をしてみましょう。

\ 情報商材や副業被害の相談実績多数! /

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人